クアラルンプールで電動キックボードに乗って感じた可能性。

更新日:9月27日

フヂイ エンヂニアリングの藤井です。ご無沙汰しております。 今年の8月はまるっと一か月間、マレーシアのクアラルンプールに滞在していました。

そこで何していたのか?はまた記事にするかもしれませんが、今日はキックボードの話を少し。

一か月間滞在していたコンドミニアムはツインタワーの近くでめっちゃ賑やかな場所でした。(そのおかげで生活費は日本以上に高かった..…)



でも、そこいらじゅうにシェアリングの電動キックボードが有ったので、実際に生活の中で何度も使ってみました。






両方使ってみて、どちらも車両としては改善すべき点は多くありました。

各部のガタが大きい とか、

キャスタートレールが少なくて不安定 とか

おそらくこのあたりは、中国製のキックボードをとりあえず使っているだけでしょうし、あまり安全性とか操縦安定性については日本ほどのレベルで要求していない印象です。

マレーシアの方々は「とりあえず電動キックボードシェアリングやってみよう!」というマインドなのだと想像します。

じゃないと、あんなデカい段差のある歩道のまま事業開始しないよ!(笑)



かなりの部分を自己責任で、「よく見て、よく考えて、慎重に運転する」前提で設計された(知らんけど)サービスなので、路面をよく見て、交通の状況を観察して利用すれば、そんなに身の危険を感じずに楽しめました。

KLでは夕方の酷いラッシュアワーの時間帯は2~3㎞の移動でも40分とか掛かったりします。車で移動すると着いた先でも駐車場探すのにさらに10分とか掛かりますしね。 そんな時に、この電動キックボードなら10分~15分ですからね、かなり便利です。 コスト的な面では、安くはないです。30分乗り回して600円くらいでした。渋滞していない時間帯だと、Grabという白タクサービスと同じくらいですね。ローカルの平均的な賃金の方々にはちと高額なサービスなんじゃないかな? だから、ユーザーの多くは欧米系(白人)の旅行者でしたね。 もうひとつ気づいたのは、自転車道が素晴らしい!という事。 マレーシアの現ルールでは、 「電動キックボードは、歩道か自転車道を走ること!車道はダメ!!」 となっています。 KLの中心部には、路面を青く塗装した「自転車道」が充実していて、このゾーンはなかなか快適に走れます。 車道は日本人的視点で評価すると「なかなかのカオス」なので、車道は絶対にキックボードでは走りたくない!



では、実際に走っている様子を動画にしましたのでご覧ください。



日本でも電動キックボードのシェアリングサービスが徐々に始まっていますが、日本では、

歩道はダメ

車道を走りましょう!

みたいなルールです。

これは歩行者保護を主眼として、歩道から電動キックボードを排除したカタチですが、かといって車道を走るには遅すぎるし、チグハグな状況ですね。


私の個人的な意見は、マレーシアのやり方のほうが合理的だと感じました。

今後日本では、ぜひ道路行政も絡めて、自転車道(電動キックボードも走れる)道を充実させていただきたい。

電動パーソナルモビリティは、世間の皆様の多くはまだその便利さにお気づきになっていませんが、

・渋滞解消

・低炭素排出

・気ままに走れる爽快感

・自転車ではシンドイ坂道もスイスイ

などなど、社会実装すると様々なメリットがあります。

そのためには、走れる環境の構築と安全教育の2つが必須です。


私たちメーカーは、よりよい車体を開発&販売することだけでなく、ユーザーの皆様が安全に楽しく走れる環境の構築に向けて、各方面に働きかけて行きたいと思います。


という事で、今日はマレーシアはクアラルンプールの電動キックボードに乗ってみて、の雑感を書き留めてみました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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Sunameriの製品化から2年余りが経ちました。 当初、フヂエンとしては初めての量産製品だったので、ある程度の「すったもんだ」は予期していたのですが、2020年2月からのコロナは全く予期していなくて、大変な時期を過ごしました。 部品が海外から入ってこない、入ってきても税関で2週間も3週間も留め置きされる。 物流が正常化してきたと思ったら、材料価格の上昇、物流コストの高騰、次から次へと課題が降りか